ペン入力: 2010年1月のアーカイブ
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2010年1月29日

電子黒板の明暗を分けた事業仕訳での一言

明日は私が参加している東京学芸大学・3市連携IT活用コンソーシアムとインテルで主催する教育フォーラム
いっぱい来てくれるとよいのだが.

で,そのフォーラムの提言講演として藤原氏を呼ぶ.
藤原氏は東京都初の民間人校長として一躍時の人になった人である.
最近は「よのなか科」という活動をしている.

さて,この藤原氏は先日の事業仕分け人でもあった.
私の研究にも関わる教育の情報化関連の予算でも発言をし,みごと「廃止」となった.

そんときの発言は次のようなもの

藤原「電子黒板どんなもの?」
藤原「経験から言うと使いこなせない。僕は5年前に結論出した。省内で試した?」

あんたに,その能力がなかったからでしょ.
使ってる先生は,その効果を認めているんだよ.
使えるように育てるのが大切なんだよ. 

藤原「教員を武装するよりも子供達に1人1台DSiやiPhone渡したほうがいい。子供達は既に使いこなせるのだから」

子どもにiPhone持たせて,どんな授業するんだよ.
まさか,出席とるとか,ドリルさせるとか,一昔前の活用しかアイデアじゃないだろうな.

 

2010年1月 9日

ThinkPadのペン&タッチインタフェースはけっこういい感じ

昨年度末に,ThinkPadのTabetPCを購入した.

研究用として購入したのであるが,常用ノートの Let's Note を修理に出したいこともあり,常用ノートとして使い始めた.すると,ペン&タッチインタフェースが想像以上に使いやすい.ペンとタッチ入力を判別できるのか,ソフトによってはペンとタッチとで機能が分けられており,とても使いやすい.Chrome で PDF を閲覧しているときなどは,iPhoneばりに,指でスクロールができたりする.これってWindows7標準のAPIでできるのだろうか.真剣に勉強しなければいけないと思っている.

究極のThinkPadか!パフォーマンス重視の新製品を発表 - livedoor ニュース

感度もとてもよいなと思っていたら,上記記事に

レノボのマルチタッチ・スクリーンは高度な静電方式を採用しているため、感度が高く、指先のちょっとしたタッチにも素早く反応する。

との記述が.他社の最近の TabletPC も触ってみたいなぁ.

2010年1月 8日

ぞくぞくタブレットマシンが

AppleからMacタブレット,要はでっかいiPod Touch,発売の噂がながれまくっているが,それ以外のメーカからも続々と出てくるようだ.Dell はAndroidを搭載したもの(これはPDAサイズ),MicrosoftやHPからはWindows7を搭載したものを出すようだ.

ここのところ,ペンPCの研究をきちんとしていなかったが,これだけハードウェアが出てくると,なんとなくやりたくなってくる.最近ThinkPadのマルチタッチとペン入力の両方ができるTabletPCを購入したのだが,これを使っていると,ここはこうした方が...という点がけっこうある.

ひさしぶりにソフト開発をはじめてみるかなぁ.

Dell、Android搭載のタブレットマシンを披露 - ITmedia News

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Microsoft、HP製タブレット型“Slate PC”のプロトタイプを披露 - ITmedia News

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Appleが1月にイベント開催 Macタブレット発表か? - ITmedia News

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2010年1月 5日

佐野市立界小学校WEBサイト - 電子黒板活用研究

佐野市の界小学校のwebサイトには,日々行っている電子黒板活用の実践報告が掲載されている.数人の先生が積極的に活用しているそうだ.昨年11月には全教室にプラズマ型の電子黒板が入ったようで,これからの報告がとても楽しみである.

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高度なことをしているのではないのだが,いわゆる基本的な電子黒板の有効な利用方法を日々の授業で行っているところがすごいと思う.たぶん,電子黒板を使うための授業ではなく,普通の授業の中に電子黒板が含まれているのだと思う.