Server: 2012年3月のアーカイブ
1

2012年3月26日

MT4から5へのアップグレード

MovableType4をずっと使っていたので,サーバ引越とともにMovableType5へアップグレード.
基本的な手順は次の通りで大丈夫でした.

既存のデータベースを上書きする方式のアップグレード : Movable Type 5 ドキュメント

Movable Type 5.x の変更点、注意事項、および既知の問題

  • アプリケーションディレクトリとスタティックディレクトリを削除(退避)
  • 新しいバージョンのアプリケーションディレクトリとスタティックディレクトリをインストール
  • パーミッションの設定(アプリケーションディレクトリ内のcgi,スタティックディレクトリ内のsupportディレクトリ)
  • 退避しておいたmt-config.cgiをコピー
  • mt-config.cgi に SQLSetNames 0 を記述
  • mt-config.cgi に DefaultLanguage ja を記述
  • mt-update.cgiを実行してデータベースの変換
  • 退避しておいたプラグインをコピー
  • ダイナミックパブリッシングをしている場合は,ブログディレクトリ内の .htaccess と mtview.php を削除した後,ブログテンプレートの管理画面の「公開プロファイルを設定」を再設定
  • 再構築して完了!!

 

2012年3月24日

MovableTypeのサーバ引越

MovableTypeのサーバ引越も XCL の引越と同じ手順で可能でした.

・フォルダを圧縮して,転送,解凍

tar zcvf ファイル名.tar.gz フォルダ名

・データベースをバックアップして,転送,リストア

mysqldump -u ユーザ名 -pパスワード --default-character-set=latin1 -a データベース名 > ファイル名

上の例はデータベースの文字コードがlatin1の場合.utf8なら--default...オプションは必要ありません.もしも,データベースのユーザ名とパスワードを忘れてしまっていたら,mt-config.php の中を見ましょう.

sed 's/latin1/utf8/g' ファイル名 > ファイル名.utf

このファイルとフォルダを圧縮したファイルを引越先に転送して引越の後半作業へ. 

・引越先にデータベースを作成

文字コードは utf-8,接続照合順序は utf8-general-ci にすること

・引越先にファイルを展開

tar zxvf ファイル名.tar.gz

・データベースをリストア

mysql -u ユーザ名 -pパスワード < ファイル名

最後に,引越先の mt-config.php の中にある情報を引越先に合わせて書き直します.また,ファイルパーミッションは引き継がれますが,所有者情報は変わってしまっていますので,きちんと apache が読み書きできるように書き換えます.

 

2012年3月20日

XCL引越+XCL2.1からXCL2.2へバージョンアップ

サーバを移行するにあたって,XOOPS もバージョンアップしたいのだが,
う〜ん,けっこう大変そうだけど,できるかな?

Xoops123 - Documents-XCL2.18(EUC)をpack2011(XCL2.2 UTF-8)にアップグレードしてみよう!

ちなみに,XOOPSの移行は次の通りでできました.

・フォルダを圧縮して,転送,解凍

tar zcvf ファイル名.tar.gz フォルダ名

・データベースをバックアップして,転送,リストア

mysqldump -u ユーザ名 -pパスワード -c -n -d データベース名 > ファイル名

もしも,データベースのユーザ名とパスワードを忘れてしまっていたら,mainfile.php の中を見る.
この二つのファイルを引越先に転送して引越の後半作業へ. ただ,文字コードがutf8でない場合,バックアップしたデータベースファイルの文字コードをutf8にする必要があります.ここでは書き留めておきませんが,これけっこう大変.

・引越先にデータベースを作成

文字コードは utf-8,接続照合順序は utf8-general-ci にすること 

・引越先にファイルを展開

tar zxvf ファイル名.tar.gz

・データベースをリストア

mysql -u ユーザ名 -pパスワード < ファイル名

最後に,引越先の mainfile.php の中にある情報を引越先に合わせて書き直します.また,ファイルパーミッションは引き継がれますが,所有者情報は変わってしまっていますので,きちんと apache が読み書きできるように書き換えます. 

 

2012年3月19日

NetCommonsのサーバ引越

大学(センター)のサーバを石狩データセンターへ引越中
まずは教育実践関連研究センター協議会のサイトに使っているNetCommonsの引越し

いろいろ試してみたが次の方法が成功.

  • 旧サーバのフルバックアップ
  • 新サーバに新規にNetCommons(最新バージョン)をインストール
  • データベースを削除&新規作成
  • バックアップしておいたデータベースのリストア
  • バックアップしておいたデータのうち webapp/uploads をコピー
  • ログインして,管理モードで,モジュールのアップデート

新規インストールのディレクトリ構造などは変更しても大丈夫です.
気をつけなくてはいけないのは,データベースの Prefix ,これは旧サーバと同じにします

旧サーバのフルバックアップは管理メニューから可能です
これを展開すると backup_full.sql というファイルができるので,これを次のようにすればリストアできます

mysql -u ユーザ名 -pパスワード データベース名 < backup_full.sql

 

以上...ほんとに大丈夫かな?

 

NetCommonsインストールが進まないのはapacheではなくPHPのせいだった

大学(センター)のサーバを石狩にあるデータセンターに移行中なのだが,
いきなり最初の一歩でつまづいた.

NetCommonsのインストールが進まない,次へボタンを押しても動かないのである.
と思ったら,PHP の timezone を設定していないだけだった.

健康が幸せの基盤: NetCommons2.3.2.0のインストールが進まない